「バリ島ダイビング生活」バリだより

南緯8度のバリ島から水中写真と共にお届けします。 生き物大好き・水中写真撮影大好き みんな大好き💕


Selamat Hari Raya NYEPI !


2022年3月3日
明日は、バリ島のサカ暦の新年(ニュピ)です。

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外出禁止・火&電灯の使用の禁止・空港閉鎖
テレビ&WIFIも使用不可
静寂の一日になります。

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皆様お元気でしょうか?

到着後の隔離期間も短くなり
もうすぐ、、、もうすぐ。。。
皆様に会える日を心待ちにしております。


スタッフ共々、皆元気です。
ただ、国際線がストップして丸2年。
限界が近づいてきています。

トランバンは、漁師村です。
今までは、ダイバーのために沈船&魚たちを守ってきました。
近場では漁をせずに遠出して魚を獲っていました。
ただ、背に腹はかえられない。
食料確保のために、
沈船のカンムリブダイ、ドロップオフのテルメアジまでも
獲られ始めています。
浅場では、貝を探すために石がひっくり返されています。
悲しいことですが、仕方のないことです。
誰も止めることはできません。
生きること、命を繋ぐことに必死なのです。

一日も早く、ゲストの皆様が戻って来られ
トランバンの村全体が潤って初めて
生き物たちも安泰になります。

観光ビザが取得できるようになり、
隔離期間がなくなったら、
是非ともお早めにお越しいただけることを
心からお待ちしております。

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1ヶ月に一度、スタッフが集まり、
一緒にご飯(豚肉)を食べることは続けています。

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主食のお米とタンパク源の卵も・・・

皆様の健康と安全
一日も早くお会いできることを祈っております。


《 PT. NOBLE BALI 》
DIVING RESORT NOBLE BALI TULAMBEN
NOBLE BALI DIVE CENTER















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2022年も2月になりました。
皆様お元気でしょうか?

北京冬季オリンピックが開催され、
日本人選手の活躍も報道されています。
(問題山積のようですが、こちらでは放映されないので。。。)

そして、立春を過ぎても日本はまだまだ寒い予報らしいですね。
バリ島は、雨季真っ只中です。

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国際線がストップして、来月で丸2年です。
今までよくもったなぁ、という思いでいっぱいです。
そして、いつまでもつかなぁ。。。と不安です。

今はお米を全員にあげることもやめています。
というのも、政府からお米の援助を受けられるスタッフも出てきたので
必要な人だけに。。。と換えたのです。
いつまで続くかわからないこの状況で、
出費は最低限に抑えていかなければならないからです。

ところが、先日あるスタッフから夫に電話がかかってきました。
「・・・もうノーブルに行けません。バイクのガソリンが買えないので。」
「・・・もう5日間、子供とおかゆしか食べていません。・・・」
「・・・子供も病気で、医者に栄養不足だと言われました。・・・」

「えええええ〜っ!どうしたどうした。。。?」
聞くと、旦那さんも仕事がなく、
義母からお供えを作るように言われてお金を使ってしまった、とのこと。
実家でも子供が生まれたばかりで行くに行けず、
とうとう電話をかけた、と。
離乳期の子供を抱えたスタッフ。
彼女も含め、何が一番大事かも考える知識もない人々。。。
とりあえず米だけじゃダメなので、急遽、卵も手配して渡しました。

スタッフたちの生活にも差が出てきています。
奥さんも仕事を解雇され、今は市場でお供えを売っている人。
病気の親を抱えて、実家の家業もうまくいっていない人。
実家の親の商売がとりあえず今までのままの人。
奥さん、旦那さんの仕事がまだある人。
政府からの援助が受けられた人。受けられなかった人。
家族が助けになる人、重荷になる人。

「欲しい人は、言ってからお米を持って行ってください。」と言っても
「他のスタッフの手前恥ずかしいから。。。」というスタッフ。
「私はお米はあるから、必要な人に回してあげて下さい。」というスタッフも。

一人一人の事情を聞いて、できる限りのことをして。。。が今の精一杯です。

「月に一度、みんな顔を合わせて一緒にご飯を食べよう!」
これは続けています。
今、豚肉は高価で家では食べられないから、と
みんな大好きなバラッ(豚の角煮風)とラワール。サテ。
「みんなで同じ釜の飯!」
お腹いっぱい食べて、今だけでも笑顔になる!

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来月初め(3月3日)は、ニュピ(バリサカ暦の新年)。
3月30日は、パゲルウェシ。ノーブルバリのお祭り。

今年の6月28日は、リゾートOPENして10年。
NOBLE BALI  20周年になります。

1日も早く、皆様と笑顔で会いたいです。

ダイビングとノーブルバリ 忘れないでくださいね!

《 NOBLE BALI TULAMBEN 》













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2021年12月31日
皆様のおかげで大晦日を迎えることができました。


昨年の大晦日は
「2021年こそ皆様にお会いできますように」と願っていました。
が、その願いも叶わず過ぎていってしまいました。

今年一年は、
NOBLE維持のため、スタッフのためだけを考えて過ごしてきたように思います。
4月には、7月には、10月には。。。と期待させられ
その度に裏切られてきました。

2022年こそは。。。
世界中の大きな流れ、嵐が去るのをジッと待ちます。

NOBLEは日本のゲストの皆様に支えられてきました。
その皆様が来られなくなっている今、
ローカルにもシフトできず、
スタッフも全員、縁故&親戚、
彼らの生活を考えるとクローズするわけにもいかず
苦しい日々です。

私財を投じず、さっさと閉めた経営者は賢かったのでしょうか?
みんな頑張ってきました。
しかし2022年1月に閉める店も多いと聞きます。
そこのスタッフたちの落胆した顔を見ると
なんとかもう少し頑張りたい、と思います。

スタッフの給料、食事以外にも
車の車検、コンプレッサーの整備、ポンプの交換等々、
使ってなくても次々と経費が飛んでいきます。

ノーブルバリは、まだ息をしています。
2022年は、苦しい選択の時が待っているかもしれません。

皆様と笑顔で会える日を夢見ています。

今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。


NOBLE BALI TULAMBEN
HOUKO & SUTA & スタッフ一同


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