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今日は、ダンナさんのマデのヒンドゥ教のウク暦での誕生日の「オトナン」の日。
バリのお祭り料理「バビグリン」を作りました。

 *ヒンドゥ教のウク暦。1週7日、1か月5週、6か月=210日=1年。
 
朝5時半起きで、バビグリン用の薪と調味料を買いに朝市場へ。

それからは、BUMBU(調味料)作り。
バワンメラ(紫小玉葱)とバワンプティ(ニンニク)とチャベ(唐辛子)を別々にカリカリに揚げたものと、そのほかの調味料(クニッ・クンチュール・イセンなど)を混ぜて炒めた物、トゥラシ(アミを発酵させたバリ料理にはかかせない調味料)・塩をそれぞれ炒めた物を用意。

午前10時。残りの1匹の地豚の「てんてん」を捕まえて・・・
チャナンを供えて、お祈りをしてから、昇天していただきました。

それからは、ひたすら調理。
熱湯をかけて毛と上皮を剥ぎ、全身をキレイにします。
真っ白のブタになったところで、内臓を取り出し、調味料をつめて、縫い合わせます。
(内臓は、ラワール(ココナツを和えたバリ料理)と揚げ物にしました)
棒に刺してから、焼きます。
ひたすら回し続けながら焼くこと、丸4時間。
キレイに焼きあがりました。

2階のサンガ(家のお寺)に持って行き、お祈りをしました。

・・・で、そのあとは、トゥル~ン。(いただきます~)
ということで、マデの兄弟4人とその子供たちと甥っ子と・・・総勢12名。
みんなで、「もう見たくない~」ってまで食べつくしました。
残りは、冷凍して。。。

バリヒンドゥ教徒は、ウク暦でお祭りをするので、約7か月に1度づつ、すべてのお祭りが巡ってきます。。。だから・・・しょっちゅう、お祭りがあるんです。
(同じインドネシア人でも、イスラム教の人たちは、今、日中断食の時期です。)

多宗教国家のインドネシアならでは・・・ですね。

*インドネシアは、5つの宗教を認めています。
 イスラム・ヒンドゥ・仏教・カトリック・プロテスタント。
 インドネシア全体では、イスラム教徒が約90%を占めますが、
 バリ島ではバリヒンドゥ教が約90%です。